メタバースって言葉はよく聞くけど、いまいちピンとこない…
未来の都市って、一体どうなっちゃうんだろう?
そんなふうに、SF映画のような未来の世界に、期待と少しの不安を感じていませんか?
もしあなたが今、そんな風に感じているなら、この記事はきっとあなたのためのものです。
サウジアラビアで、「NEOM」という未来都市の建設が進んでいるのはご存知でしょうか?
実は、都市の建設だけではなく、同時並行でメタバース「XVRS(エックスバース)」も開発中なんですよね。
この記事では、XVRSに利用されている驚くべき技術を10個に厳選し、わかりやすく解説します。

専門用語ばっかりで、難しそう…
そう感じている方も、ご安心ください。
この記事を読めば、XVRSがいかに私たちの未来を変える可能性を秘めているか、きっとワクワクしながら理解できるはずです。
それでは、はじめていきましょう!


- 自称日本一XANAに魅了された現役僧侶
- 2021年12月よりXANAコミュニティ「XANADAO」参加
- XANA関連NFTは100点以上所有
- メタバース関連ブログを運営
(Yoshi-Blog)
【未来を先読み?】NEOMが目指すコグニティブ・シティとXVRSの正体
XVRSを知るには「コグニティブ(Cognitive)」ということばを理解する必要があります。



コグニティブ?なにそれ?



日本語で「認知」と訳されます
かんたんに言うと、
「物事を深く理解し、学習し、さらには未来を予測して、先回りして動いてくれる賢さ」のことなんです。
これまで「スマートシティ」ということばは、よく聞かれました。
センサーやカメラで街の情報を集めて、交通渋滞を緩和したり、エネルギーを効率的に使ったりする都市のことですね。
でも、NEOMが目指す「コグニティブ・シティ」は、そのずっと先を行きます。
先にザッとまとめると、
- スマートシティ→問題が「起きてから」対応する
- コグニティブ・シティ→は問題が「起きる前」に予測して、先回りして対応
という感じ。






例えば、あなたが「今夜はイタリアンが食べたいな」とふんわり思ったとします。
すると、コグニティブ・シティはあなたの好みや過去の行動、近くのレストランの混雑状況などを瞬時に分析。
こちらのレストランはいかがでしょう?今ならお席が空いていますし、あなた好みのメニューもありますよ
と、最適な提案を自動でしてくれるのです。
もう、レストランを探して予約する手間すらいらない。
これが、NEOMが目指す「摩擦のない生活(frictionless living)」の正体です。
このコグニティブ・シティを実現するための、いわば「操作画面」や「窓口」の役割を果たすのが、今回ご紹介するメタバース「XVRS」なのです。
XVRSは、ただのゲームや仮想空間ではありません。
現実の都市NEOMと完全に同期し、未来をシミュレーションし、わたしたちが都市と関わるためのインターフェース。
まさに、未来都市のOS(オペレーティングシステム)そのものと言えるでしょう。
NEOMのメタバース「XVRS」を支える最新技術10選!
それでは、このとんでもない未来都市OS「XVRS」を成り立たせている、驚きの最新技術を10個、厳選してご紹介します。
先にザ〜っとあげますね。
- コグニティブ・デジタルツイン
- 複合現実プレゼンス
- M3LD
- ユビキタス・コネクティビティ
- AI(コグニティブエンジン)
- コンピュート基盤
- レンダリングエンジン
- デジタル資産経済
- 物理-デジタルインターフェース
- イノベーション・エコシステム



え?なにこれ。見たことない言葉がいっぱい。。。



わかりやすく解説していきますので、ご安心ください
一つひとつ、じっくり見ていきましょう。
①コグニティブ・デジタルツイン〜生きている都市のコピー〜
まず1つ目は、XVRSの心臓部ともいえる「コグニティブ・デジタルツイン」について。
デジタルツインとは、現実の世界のものを、そっくりそのままデジタルの世界に再現する技術のこと。
いわば「デジタルの双子」ですね。
しかし、XVRSのデジタルツインは、ただの精巧な3Dモデルではありません。
それは、現実のNEOMとリアルタイムで繋がり、学習し、進化し続ける「生きている」デジタルレプリカなのです。






交通量、エネルギー消費、気象、人々の動き…そういった膨大なデータをリアルタイムで反映し、デジタル空間の中に「もうひとつのNEOM」を創り上げます。
「生きている双子」がいることで、何が可能になるのか?
例えば、新しい交通システムを導入する前に、デジタルツインの中でシミュレーションを行い、渋滞が発生しないか、事故のリスクはないかを徹底的に検証できます。
災害が起きたとき、人々がどう避難すれば最も安全か、その最適ルートを瞬時に導き出すことも可能。
つまり、現実世界で試すにはリスクが大きすぎることも、デジタルツインなら安全に、何度でも実験できるのです。
これは、都市の設計や建設、そして運営そのもののあり方を、根本から変えてしまうほどのインパクトを持っています。
②複合現実プレゼンス〜仮想と現実の同時存在〜
「複合現実プレゼンス」は、わたしたちがXVRSとどう関わるか、その方法を定義する技術です。
XVRSでは、ユーザーは以下の3つの形態で、仮想世界と物理世界に「同時に存在する」ことができます。
- アバター
これはお馴染みですね。
完全に仮想空間の中で活動するための、あなたの分身となるデジタルな身体です。
- ホログラム
これは少し未来的です。
あなたが自宅にいながら、NEOMの会議室やイベント会場に、立体映像の「ホログラム」として参加できる技術です。
まるでその場にいるかのように、コミュニケーションが取れるようになります。
- ロボットアバター
こちらが最も先進的。
これは、あなたがメタバースの中から、現実のNEOMにいるヒューマノイドロボットを遠隔操作できるというもの。
まさにそうですよね。
でも、これがXVRSが目指す未来なんです。
例えば、、、
あなたが日本にいながら、NEOMにあるお店の商品を、ロボットアバターを操作して手に取って確かめ、購入する。
そんなことが可能になるかもしれません。
これは単に映像を見るだけのテレイグジスタンス(遠隔臨場感)を超えて、物理的な世界に直接介入できる「真のテレプレゼンス」の実現を意味します。
③M3LD〜自分のデータを自分で管理する信頼の基盤〜
「M3LD(メルド)」は、コグニティブ・シティの根幹を支える、極めて重要なプラットフォームです。
コグニティブ・シティは、住民から膨大な個人データを集めることで成り立ちます。



個人情報の扱い、心配です。。。



その不安、よくわかります。
そこで登場するのがM3LDです。
M3LDは、「データ所有権をユーザーの手に取り戻す」ことを目的とした、革新的なデータ管理の仕組みです。
今のインターネットでは、わたしたちは様々なサービスを使う代わりに、自分の個人データを企業に提供しています。
でも、そのデータが「誰に」「何のために」使われているか、正確に把握するのは難しいですよね。
M3LDは、この状況を根本から変えます。
ユーザーは、M3LDのダッシュボードを通じて、
- 誰が自分のデータを保有しているか
- どんな目的で利用することを許可したか
- いつ、どのデータが利用されたか
といった情報を、すべて一元管理できるようになります。
さらに、複雑で難解な利用規約を、AIがわかりやすいことばに翻訳・要約してくれる機能も備わっています。
そして最も画期的なのが、「M3LDインセンティブネットワーク」です。
これは、ユーザーが自分のデータを第三者と共有することに同意した場合、その見返りとして報酬(インセンティブ)を受け取れるマーケットプレイス。
つまり、、、
「自分のデータ」という資産を、自らの意思で運用し、収益を得ることができる新しい経済圏が生まれるのです。



この発想はヤバいですよね
この基盤があるからこそ、人々は安心してデータを共有し、コグニティブ・シティの便益を享受できる。
M3LDは、その好循環を生み出すための、まさに心臓部と言えるでしょう。
④ユビキタス・コネクティビティ〜空気のようなインターネット〜
4つ目は、都市の神経網となる「ユビキタス・コネクティビティ」です。
XVRSやコグニティブ・シティが機能するためには、都市のあらゆる場所で、膨大なデータを遅延なくやり取りできる、超強力な通信インフラが不可欠です。
そこでNEOMは、「デジタル・エア」と称する、途切れることのない完璧な接続環境を構築しています。






その実現のために、NEOMは多層的なアプローチを取っています。
ネットワークの種類 | 概要 |
---|---|
地上ネットワーク | 300kmに及ぶ光ファイバー網と、200基以上の5G+の基地局を整備。都市部の主要な通信をカバーします。 |
衛星ネットワーク | 通信会社OneWebとの2億ドル規模の提携により、低軌道(LEO)衛星のネットワークを構築。これにより、山岳地帯や砂漠など、地上インフラの整備が難しい場所も含め、NEOMの領域100%を高速・低遅延のインターネットでカバーします。 |
地上と宇宙の両面からネットワークを構築することで、文字通り「死角のない」通信環境が生まれます。
この「デジタル・エア」があるからこそ、リアルタイムのデジタルツインを維持し、何百万ものデバイスが常時接続するコグニティブ・シティが現実のものとなるのです。
⑤AI(コグニティブエンジン)〜都市を知能化する「脳」〜
「コグニティブエンジン」はコグニティブ・シティの「脳」として機能です。
都市中に張り巡らされたセンサーや通信網が「神経」だとすれば、そこから集まってくる膨大な情報を処理し、学習し、予測を行うのがAIの役割です。
NEOMの技術部門であるTONOMUSは、この分野に約10億ドルもの巨額投資を行っています。
その目的は、単に「今何が起きているか」を把握するだけでなく、
「次に何が起きそうか」を予測し、事前に行動を起こすこと。






例えば、、、
- 交通データを分析し、渋滞が発生する前に信号機を制御したり、迂回ルートを提案したりする。
- エネルギー消費のパターンを学習し、需要が高まる前に発電量を調整して、停電のリスクをなくす。
- 個人の健康データを基に、病気の兆候を早期に発見し、アラートを送る。
といったことが可能になります。
このAIエンジンこそが、デジタルツインを知的な存在へと進化させ、都市を「コグニティブ(認知的)」たらしめる、まさに中核技術なのです。
⑥コンピュート基盤〜すべてを動かす超強力な心臓部〜
「コンピュート基盤」は、この巨大なAIとデジタルツインを動かすための、とてつもない計算能力を提供。
都市全体のデータをリアルタイムで処理し、複雑なAIモデルを動かし、超高精細なメタバースを描画するには、規格外のパワーを持つ「コンピューターの心臓部」が必要になります。
そのためにNEOMは、世界的なテクノロジー企業であるOracle(オラクル)とNVIDIA(エヌビディア)と、強力なパートナーシップを結んでいます。
TONOMUS–Oracle–NVIDIA枢軸
企業名 | 担当分野 |
---|---|
Oracle | クラウドインフラを担当。NEOM内に専用の巨大なデータセンター「ZeroPoint DC」を建設し、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を設置。これにより、データの高速処理と安全な国内保管を実現。 |
NVIDIA | AIとグラフィックス処理を担当。AI開発に不可欠な最新・最強のGPU(A100やH100)へのアクセスを提供し、AIエンジンのトレーニングや、リアルタイムでのメタバース描画が可能。 |






この三社の協力体制は、単に外部のサービスを利用するのではありません。
通信から計算処理の半導体(シリコン)に至るまで、すべてをNEOMのために最適化し、垂直統合しようという明確な戦略の表れです。
この最強の心臓部があるからこそ、XVRSという前例のないプロジェクトが、現実のものとして動き出すのです。
⑦レンダリングエンジン〜超リアルな仮想世界を描く魔法〜
XVRSの息をのむほどリアルな仮想世界を描き出すために必要なのが「レンダリングエンジン」です。
レンダリングとは、デジタルの設計データを、わたしたちが見ることのできる映像(グラフィックス)に変換する処理のこと。
XVRSがユーザーに究極の没入感を提供するためには、このレンダリング技術が極めて重要になります。
そのために採用されているのが、現代のゲームや映像制作の世界で最高峰とされる、2つの強力なエンジンです。
Unreal Engine(アンリアル・エンジン)
世界中の大人気ゲームで採用されている、非常に有名なゲームエンジンです。
その最大の特徴は、写真と見分けがつかないほどの「フォトリアル」な映像を、リアルタイムで作り出せること。
XVRSの美しい街並みや風景は、このUnreal Engineの力によって描画されていると考えられます。
NVIDIA Omniverse(オムニバース)
こちらはNVIDIAが開発した、仮想空間での共同作業(コラボレーション)と、物理的に正確なシミュレーションに特化したプラットフォームです。
建築家やデザイナー、エンジニア。
異なる専門家たちが、同じ仮想空間の中で、現実世界とまったく同じ法則が働くシミュレーションを行いながら、都市の設計などを共同で進めることができます。






これらのエンジンが組み合わさることで、XVRSは単に美しいだけでなく、物理法則に基づいた、極めてリアルでインタラクティブな世界を実現しているのです。
⑧デジタル資産経済〜新しい価値が生まれる場所〜
XVRSの中では「デジタル資産経済」が誕生します。
XVRSは、NFT(非代替性トークン)と暗号資産(クリプト)を取引できる、独自の「デジタル資産マーケットプレイス」を内蔵しています。
これにより、ユーザーはXVRSの中で、活発な経済活動を行うことができます。
XVRSでは、NFTはもっと身近で実用的なものになります。
例えば、、、
- 仮想不動産の購入:XVRSの中にある土地(LAND)や建物をNFTとして所有し、売買可能。
- デジタルアイテムの売買:自分のアバターが着る服や、バーチャルな自宅に飾るインテリア、アート作品などをNFTとして購入したり、自分で作ったものを販売したりできます。
XVRSのすごいところは、これらのデジタル資産が、現実世界とも連動(RWA)する可能性がある点です。
例えば、あるファッションブランドの新作スニーカーのNFTをXVRS内で購入したとします。
それは、アバターがそのスニーカーを履ける権利だけでなく、現実世界で、その実物のスニーカーを受け取れる権利も兼ねている、というようなことが考えられます。
あるアート作品のNFTを所有することが、XVRS内の自分の部屋に飾る権利と、現実の自宅のデジタルスクリーンに同じ作品を映し出す権利の両方を意味するかもしれません。
デジタルな所有権と、物理的な所有権の境界線が溶け合い、そこに新しい価値やビジネスが生まれていくのです。
⑨物理-デジタルインターフェース〜仮想と現実を繋ぐ手足〜
9つ目は、仮想世界(XVRS)と物理世界(NEOM)を繋ぐ、具体的な「手足」や「神経」の役割を果たす「物理-デジタルインターフェース」です。
コグニティブ・シティが機能するためには、物理世界で起きていることを、常にデータとして収集し続ける「神経網」が必要。
その役割を担うのが、都市の隅々にまで張り巡らされたIoT(モノのインターネット)センサーです。
温度、湿度、交通量、インフラの状態など、ありとあらゆる情報をリアルタイムで収集し、デジタルツインへと送り続けます。
そして、仮想世界からの指示を、物理世界で実行する「手足」となるのが、先進的なロボティクス技術です。
先ほどご紹介した「ロボットアバター」は、まさにこの物理-デジタルインターフェースの最たる例ですね。
- ユーザー→XVRSの中からロボットを遠隔操作し、現実世界で荷物を運んだり、施設の点検を行ったり、誰かの代わりに買い物に行ったりする。
- IoTセンサー→「感覚器官」として物理世界の情報を吸い上げ、ロボットが「身体」として仮想世界の意思を物理世界で実行する。
この双方向のやり取りこそが、XVRSを単なる仮想空間ではなく、現実世界と完全に一体化した「コグニティブ・リアリティ」へと昇華させるのです。
⑩イノベーション・エコシステム〜世界中の才能を集める仕組み〜
いよいよさいごの10個目。
特定の技術というよりは、XVRSを未来永劫、進化させ続けるための「仕組み」の話です。
それが、「イノベーション・エコシステム」の構築です。
これほど壮大なプロジェクトを、NEOMやTONOMUSだけで完結させることはできません。
そこでTONOMUSは、「TONOMUSベンチャースタジオ」という組織を設立しました。
これは、世界中のスタートアップ企業や才能ある個人を発掘し、育成するための投資・支援部門です。






例えば、「The Metaverse」や「The Next Billion」といったテーマでベンチャーコンペティションを開催し、優れたアイデアを持つプレシード(創業前)やシード(創業初期)段階のスタートアップを選抜します。
選ばれたチームには、
- 豊富な資金
- 専門家によるコーチング
- NEOMという巨大な実証実験の場
などが提供されます。
つまり、NEOMというプラットフォームの上で、世界中の天才たちが自由に新しいサービスや技術を開発し、競争し、成長していく。
この「生態系(エコシステム)」そのものが、XVRSを常に最先端で、革新的な存在であり続けさせるための、最強のエンジンとなるのです。
まとめ:課題もあるが、実現したらとんでもないことになる!
さいごに、この記事のポイントをまとめておきましょう。
NEOMのメタバース「XVRS」のここがすごい!
ポイント 🚀 | 概要 |
---|---|
都市の「OS」 | 単なる仮想空間ではなく、未来都市NEOMの「OS」そのものである。 |
コグニティブな思想 | 住民のニーズを予測し、先回りしてサービスを提供してくれる。 |
生きたデジタルツイン | 現実そっくりの仮想空間で、未来を安全にシミュレーションできる。 |
仮想と現実の同時存在 | アバター、ホログラム、ロボットを使い、仮想と現実に「同時存在」できる。 |
データ主権と収益化 | M3LDにより、自分のデータを自分で管理・運用し、収益化できる。 |
世界最高峰の技術結集 | AI、5G、衛星通信、最強のコンピューターなど、世界最高峰の技術を結集している。 |
独自の経済圏 | NFTなどを通じた独自の経済圏があり、現実の経済とも連動する。 |
進化するエコシステム | 世界中の才能が集まり、進化し続ける「エコシステム」が構築されている。 |
個人的にはM3LDの発想に、とても驚きました!
XVRSとコグニティブ・シティの構想は、あまりにも壮大で、まだ実現には多くの課題があるかもしれません。
しかし、もしこのビジョンが現実のものとなれば、わたしたちの「都市での暮らし」や「働くこと」、「お金」や「所有」という概念そのものが、根底から変わってしまうほどのインパクトを持っています。



難しいかもだけど、とてもワクワクしますね
大切なのは、こうした新しいテクノロジーが生まれようとしていることを知り、それがわたしたちの生活をどう変える可能性があるのか、アンテナを張っておくことだと思います。
ぜひ、あなたの頭の片隅に、この「XVRS」ということばを、置いてみてくださいね。
さいごまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
参照情報リスト
- TONOMUS: Cognitive technology and smart thinking: redefining city living
- YouTube: Joseph Bradley – Cognitive Technology Leader
- Cities Today: How Neom will allow people to manage and trade their personal data
- PR Newswire: NEOM Tech & Digital Co. unveils XVRS – a first-of-a-kind, cognitive digital twin metaverse platform
- Gulf Construction: Neom unit launches 3D digital twin metaverse platform
- Middle East Construction News: Neom launches digital twin metaverse platform
- Middle East Eye: Saudi Arabia’s Neom invests $1bn in metaverse
- Smart Cities World: Neom to launch cognitive digital twin metaverse platform
- TONOMUS: Mirrana
- Saudi Projects: NEOM Invests $1 Billion in Metaverse
- Digital Twin Insider: Tonomus: Pioneering NEOM’s Cognitive Evolution and the Path to the Metaverse
- Financial Times: Connected futures: bridging the digital divide
- NEOM Newsroom: NEOM Tech & Digital Company steps into the future as ‘Tonomus’
- Arab News: NEOM’s tech firm TONOMUS launches first digital communications facility at Oxagon
- OneWeb: NEOM Tech & Digital Holding Company and OneWeb sign $200m JV for satellite network
- ITP.net: Tonomus, Oracle, NVIDIA join forces to propel AI in Saudi Arabia and NEOM
- Oracle News: TONOMUS teams with Oracle and NVIDIA to boost AI adoption across NEOM and Saudi Arabia
- PR Newswire: NEOM Tech & Digital Co. announces M3LD – a groundbreaking platform enabling users to control and earn from personal data
- Saudi Gazette: M3LD — a groundbreaking platform enabling users to control and earn from personal data
- TONOMUS: Venture Studio
- Arab News PK: TONOMUS launches competition to find high-tech solutions for a billion people